サイバーバズ、前期最終を64%上方修正・6期ぶり最高益更新へ

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決算

 サイバー・バズ <7069> [東証G] が11月5日大引け後(15:30)に業績修正を発表。25年9月期の連結最終損益を従来予想の2.3億円の黒字→3.8億円の黒字(前の期は19.5億円の赤字)に63.8%上方修正し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.7億円→3.2億円(前年同期は0.1億円)に88.2%増額し、増益率が14倍→27倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 法人税等調整額(益)の計上 当社は、2025年9月10日に適時開示いたしました「(開示事項の経過)債権譲渡に関するお知らせ」に基づく債権譲渡の完了、2025年9月期の業績及び今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、回収が見込まれる部分について繰延税金資産を計上し、法人税等調整額(益)を35百万円計上することといたしました。連結業績予想の修正の理由 当社は、当時の業績動向等に鑑み、2025年9月10日に、「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」にて適時開示をいたしましたとおり、2025年9月期の通期業績予想値につき、業績予想修正を行いましたが、今般、期末月である9月の実績確定及び、2025年9月10日に適時開示いたしました「(開示事項の経過)債権譲渡に関するお知らせ」に基づく債権譲渡の完了に基づく、期末決算作業における課税所得の見積もりの精緻化を踏まえ、2025年9月期の連結業績予想を上方修正することといたしました。 今回の修正予想に際しては、各事業領域におきまして、最終的な見込案件等が進捗したことなどから、売上高が若干予想を上回りました。また、9月実績におきましては、見込案件の進捗に加え、納品及び、収益性の高いインフルエンサー関連サービスが想定を上回ったこと、コスト面でも、一連の構造改革にかかる費用が見込を下回ったことから、営業利益につきまして、予想を上回る見込となりました。 このほか、営業外損益につきましては、当初の予想どおり推移しましたため、経常利益につきましては、営業利益の増加要因により、予想を上回ることとなりました。 これらの結果、売上高、営業利益、経常利益につきましては、適時開示基準には該当いたしませんが、後述いたします親会社株主に帰属する当期純利益における修正の一因を形成しており、株主・投資家のみなさまへの適時適切な開示の観点も踏まえ、今般業績予想を修正し、開示することといたしました。 加えて、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の期末特有のビジネス要素を主因とした増収増益により、課税所得の見込が増加したこと、また、2025年9月10日付「(開示事項の経過)債権譲渡に関するお知らせ」にて適時開示いたしましたとおり、2025年9月26日付で、当該債権譲渡を予定どおり完了したことを踏まえ、期末決算作業におきまして、上記の法人税等調整額(益)を35百万円計上するなど、課税所得の見積もりや、税効果などを精査いたしました結果、業績予想を上回り、適時開示基準に該当する見込となったことから、今般、上記のとおり業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

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