「ペロブスカイト太陽電池」が10位、次世代技術として根強い期待<注目テーマ>
投稿:
★人気テーマ・ベスト10 1 半導体 2 人工知能 3 フィジカルAI 4 防衛 5 データセンター 6 レアアース 7 造船 8 量子コンピューター 9 サイバーセキュリティ 10 ペロブスカイト太陽電池 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が10位となっている。 三菱ガス化学<4182.T>は10月29日、京都大学発ベンチャーのエネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)が開発するペロブスカイト太陽電池に高機能ポリマー部材を提供すると発表した。エネコートが手掛ける同太陽電池で走行する「小型モビリティデモンストレーター」に搭載されるという。現在開催中のジャパンモビリティーショーで展示されている。 ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、折り曲げられるという特徴があり、従来のソーラーパネルでは設置が難しい場所にも取り付けることができるため、再生可能エネルギーの更なる普及のカギを握る次世代技術として注目される。民間企業による研究開発・実用化の動きが活発化するとともに、国もこれを後押しする姿勢を強めており、官民を挙げて取り組みが進行中だ。目先の相場動向にかかわらず、将来的な普及拡大を見据えた根強い期待が寄せられている。 関連銘柄は積水化学工業<4204.T>、リコー<7752.T>、パナソニック ホールディングス<6752.T>を筆頭にアイシン<7259.T>、カネカ<4118.T>、マクニカホールディングス<3132.T>など。同太陽電池の原材料であるヨウ素に絡み伊勢化学工業<4107.T>、K&Oエナジーグループ<1663.T>なども挙げられる。 出所:MINKABU PRESS
