住友化、今期最終を13%上方修正

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決算

 住友化学 <4005> [東証P] が11月4日後場(13:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は396億円の黒字(前年同期は65.2億円の赤字)に浮上し、従来予想の250億円の黒字を上回って着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の400億円→450億円(前期は385億円)に12.5%上方修正し、増益率が3.7%増→16.6%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比88.3%減の53億円に大きく落ち込む計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は442億円の黒字(前年同期は309億円の赤字)に浮上したが、売上営業利益率は前年同期の17.4%→13.7%に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 2026年3月期通期連結業績につきましては、エッセンシャル&グリーンマテリアルズにおいて合成樹脂等の出荷が減少するため、売上収益は前回発表予想を下回る見通しであります。一方で住友ファーマにおいて北米での販売が引き続き好調と見込んでおります。これらの結果、コア営業利益、営業利益、親会社の所有者に帰属する当期利益は前回発表予想を上回る見通しです。なお、ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)の一部株式売却について各段階損益に影響を織り込んでおります。詳細につきましては、当社が10月22日に公表いたしました「(開示事項の経過)持分法適用関連会社ペトロ・ラービグ社 A 種普通株式一部売却に伴う、 連結決算における株式売却益および新たに引き受ける B 種普通株式にかかる株式評価損の計上および個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ」をご参照ください。※ 上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる可能性があります。

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