住友ベが後場マイナスに転じる、上期決算は増収増益も材料出尽くし感

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 住友ベークライト<4203.T>が後場マイナスに転じている。好決算への期待感から朝方には年初来高値を更新する場面があったものの、午前11時30分ごろに9月中間期連結決算を発表したことで、材料出尽くし感から売られているようだ。

 上期決算は、売上高1565億2800万円(前年同期比2.2%増)、営業利益164億6200万円(同5.1%増)、純利益132億9100万円(同4.3%増)と増収増益となった。海外における自動車機構部品向けの需要は低迷したものの、中国国内の旺盛な半導体需要継続に加えて、AI関連用途の需要拡大で半導体封止用エポキシ樹脂成形材料が伸長。また、半導体用感光性材料も第2四半期からのメモリ市場回復により売上高が増加するなど半導体関連材料が好調だった。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高3100億円(前期比1.7%増)、営業利益310億円(同25.0%増)、純利益235億円(同21.9%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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