松田産業、上期経常を一転28%増益に上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額、配当も10円増額

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決算

 松田産業 <7456> [東証P] が11月4日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の65億円→84億円(前年同期は65.8億円)に29.2%上方修正し、一転して27.7%増益を見込み、一気に3期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の143億円→162億円(前期は135億円)に13.3%上方修正し、増益率が5.7%増→19.8%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の45円→50円に増額し、下期配当も従来計画の45円→50円に増額修正した。年間配当は100円(前期は75円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期(中間期) 貴金属関連事業につきましては、対象の顧客領域である電子デバイス分野の生産状況は緩やかな回復が続き、宝飾分野は買取市場を中心に引き続き好調に推移した結果、貴金属リサイクル取扱量及び製商品販売量は予想を上回り、貴金属相場の高騰を背景とした販売価格の上昇も加わり、業績が予想を上回る見込みとなりました。また、食品関連事業につきましても、提案型営業により顧客ニーズを捉えた商品の販売量増加に寄与し、原材料価格の上昇等に対しても概ね価格転嫁が進んだことなどで、業績が予想を上回る見込みとなりました。 以上の内容から、当第2四半期(中間期)連結累計期間の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益の予想値を上方修正するものです。(2)通期 貴金属関連事業並びに食品関連事業ともに、数量面では上半期に比べ下半期での増加を予想していたことに加えて、貴金属関連事業の業績に影響のある貴金属相場の先行きについても不透明であることから、下半期の営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については当初の予想を据え置き、当第2四半期(中間期)連結累計期間の業績予想数値の修正を勘案し、2025年5月9日に公表しました2026年3月期の通期連結業績予想数値を上記の通り修正いたしました。(注)上記の業績予想数値は、当社が本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

  当社は、配当等の株主還元について、成長投資に向けた内部留保とのバランスを考慮しつつ持続的かつ安定的な利益還元を行うことを基本方針としております。 この方針の下で今回発表の業績予想の修正を踏まえ、第2四半期末配当並びに期末配当をそれぞれ前回発表予想の1株当たり45円00銭から5円00銭増配し50円00銭に予想を引き上げ修正いたします。これにより、修正後の年間配当金は1 株当たり100円00銭となります。(注)上記の予想は、当社が本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

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