中山鋼、今期経常を43%下方修正、配当も11円減額

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決算

 中山製鋼所 <5408> [東証P] が10月31日大引け後(16:15)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の70億円→40億円(前期は81.1億円)に42.9%下方修正し、減益率が13.8%減→50.7%減に拡大する見通しとなった。
 なお、4-9月期(上期)の連結経常利益は従来予想の27億円(前期は46.9億円)を据え置いた。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→13円(前期は40円)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  今後につきましては、国内鉄鋼需要の低迷や輸入材の流入などに伴い、当社グループを取り巻く厳しい事業環境は継続していくものと予想され、鋼材販売数量と販売価格はともに下落する見通しであります。また、2025年9月26日に発生した第5変電所事故による当社製鋼工場の操業停止に係る損失見込み額についても織り込んでいることから、通期の業績予想につきましては、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回公表値を下回る見通しです。

  当社は、利益配分につきましては、経営基盤・財務体質の強化並びに今後の事業展開に備えるために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を実現していくことを基本方針としております。 2026年3月期の配当に関しまして、上記配当方針及びこの度の通期連結業績予想の下方修正を踏まえ、誠に遺憾ながら期末配当を前回予想より11円減額し、1株当たり5円へ修正いたします。

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