イチケン、上期経常を一転23%増益に上方修正・最高益、通期も増額、配当も45円増額
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イチケン <1847> [東証S] が10月31日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の25億円→37億円(前年同期は30億円)に48.0%上方修正し、一転して23.1%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の52億円→66億円(前期は67.6億円)に26.9%上方修正し、減益率が23.2%減→2.5%減に縮小する見通しとなった。 同時に、今期の上期配当を従来計画の55円→65円に増額し、下期配当も従来計画の85円→120円に大幅増額修正した。年間配当は185円(前期は140円)となる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1)第2四半期(中間期) 売上高につきましては、工事が予想通り進捗していることから、前回予想から大きな変更はない見込みであります。各利益につきましては、生産性・採算性を重視した受注に取り組んでいること、また資材価格や労務費の転嫁が進んだことによる工事採算性の改善により、完成工事総利益が当初予想よりも増加したことなどから、営業利益、経常利益及び中間純利益がそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。 2)通期 通期の業績予想につきましては、第2四半期(中間期)までの業績動向を踏まえ、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益は、それぞれ前回予想を上回る見込みであります。 当社は、事業の成長・拡大及び財務基盤の安定化による企業価値の向上と、株主様への直接的な利益還元である配当の安定的な実施に重点を置き、利益配分につきましては、今後の成長・拡大に備えた内部留保の充実を考慮して決定することを株主還元の基本方針としております。 2026年3月期第2四半期末及び2026年3月期期末の1株当たりの配当予想につきましては、今回の業績予想修正並びに今後の動向等を総合的に勘案し、前回予想から2026年3月期第2四半期末では10円、2026年3月期期末では35円、合計で45円の増配をいたします。 これにより、第2四半期末では65円、期末では120円、年間合計185円とする配当予想へ修正をいたします。
