アズワン、今期経常を2%上方修正・最高益予想を上乗せ
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アズワン <7476> [東証P] が10月31日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比12.1%増の62.5億円に伸びた。 併せて、通期の同利益を従来予想の126億円→129億円(前期は120億円)に2.0%上方修正し、増益率が5.1%増→7.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.2%増の66.9億円に伸びる計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比9.1%増の29.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.3%→11.2%に上昇した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 下期にかけての見通しとしては、輸出関連企業においては米国通商政策への対応・対策を模索するタイミングと思われ、輸出関連企業から波及して一時的に日本経済へ影響を及ぼすリスクがあると認識しております。また、医療業界における病院経営の厳しさは当面続くと考えられます。当社の業態・業界ポジションとして影響は大きくないものの、期初の売上見通しにはリスクがあると判断し見直しを行いました。当社としては、この環境認識のもとでも品揃えの拡大等利便性の拡大に努め、お客様に選ばれる効率的購買・在庫管理の仕組みを提供するほか、新規取り組みである高額分析装置やCPC施工等の受注獲得等を推進し、売上拡大を図ってまいります。
