村田製が後場急騰、AIサーバー向け電子部品需要追い風に今期は一転営業増益の見通し

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 村田製作所<6981.T>が後場急騰。同社は31日午後2時、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、これを好感した買いが集まった。今期の売上高予想は従来の見通しから1000億円増額し1兆7400億円(前期比0.2%減)、営業利益予想は600億円増額して2800億円(同0.1%増)、最終利益予想は430億円増額して2200億円(同5.9%減)に引き上げた。営業利益は減益予想から一転して増益を見込む。AIサーバーや周辺機器における電子部品の搭載数の増加や、スマートフォンやモビリティーなどのセット台数の増加を背景とする製品需要の増加が寄与する。生産高の増加による操業度益や円安効果も踏まえ、業績予想に織り込んだ。9月中間期の売上高は9027億7800万円(前年同期比2.2%増)、最終利益は1323億7900万円(同1.6%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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