東リ、今期経常を一転18%増益に上方修正・36期ぶり最高益、配当も3円増額
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東リ <7971> [東証S] が10月31日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の46.5億円→55億円(前期は46.6億円)に18.3%上方修正し、一転して17.9%増益を見込み、一気に36期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の9.5億円→17億円(前年同期は11.4億円)に78.9%上方修正し、一転して48.2%増益見通しとなった。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の29円→32円(前期は21円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当第2四半期(中間期)の連結業績につきましては、前期並びに当期発売の新製品を中心とする販促活動に注力した結果、ビニル系床材や壁装材を中心に販売数量が好調に推移し、売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。また、利益につきましては、増収効果並びに製造原価の低減に加え、一部製品の上代価格改定による販売価格の底上げが進展し、前回発表予想を上回る見込みとなりました。 通期の業績予想につきましては、米国の通商政策の動向や地政学リスクなど、依然として先行き不透明な経営環境が続くと予想されます。そのような中、第3四半期以降も高付加価値製品を中心とする拡販を目指し、第2四半期連結業績予想の修正を踏まえて上方修正いたします。 2026年3月期をスタートとする中期経営計画「SHINKA Plus ONE 2.0」期間中の株主配当につきましては、連結配当性向50%、又はDOE3.5%を目安に安定的な配当を継続的に実施することとし、年間配当は19円を下限とする方針としております。 上記の基本方針及び今回の業績予想修正等を踏まえ、2026年3月期の期末配当金につきましては、前回予想から3円増配となる1株当たり22円に修正いたします。なお、1株当たり年間配当金は、中間配当金10円(予想)を合わせた1株当たり32円となる予定です。※業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今 後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
