大和工が後場プラス圏に急浮上、自社株買い発表と26年3月期業績予想の上方修正を好感

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 大和工業<5444.T>が後場急上昇しプラス圏に浮上している。午後1時ごろに、上限を100万株(自己株式を除く発行済み株数の1.61%)、または120億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は11月4日から来年3月24日まで。また、自社株300万株(消却前発行済み株数の4.62%)を11月17日付で消却するとあわせて発表した。消却後の発行済み株数は6200万株となる。

 同時に26年3月期の連結業績予想について、売上高を1470億円から1560億円(前期比7.3%減)へ、営業利益を20億円から35億円(同69.5%減)へ、純利益を340億円から380億円(同19.4%増)へ上方修正しており、これも好材料視されている。主にタイ連結子会社や持ち分法適用関連会社の米国の業績が前回予想を上回る見込みであることに加えて、円安が継続していることが要因としている。

 なお、9月中間期決算は、売上高761億8000万円(前年同期比2.8%減)、営業利益19億9400万円(同53.6%減)、純利益191億3300万円(同32.3%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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