八洲電機、今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額

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決算

 八洲電機 <3153> [東証P] が10月31日昼(12:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の19.2億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の57億円→67億円(前期は53.7億円)に17.5%上方修正し、増益率が6.1%増→24.7%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.2%増の47.7億円に伸びる計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→45円(前期は36円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.5倍の11.9億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.5%→7.6%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当連結会計年度においては、2025年5月15日に連結業績予想を公表いたしましたが、プラント事業における鉄鋼・非鉄分野のカーボンニュートラル実現に向けた生産設備の電気品更新や、公共・設備事業における上下水道・空港施設など社会インフラの老朽化に伴う受変電設備更新工事、交通事業における安全性の向上や省エネ・サービス向上を目的とした新造車両の納入などにより、連結業績が予想を上回る見込みとなりました。 その結果、売上高は740億円(前年比12.0%増)、営業利益は66億円(前年比25.6%増)、経常利益は67億円(前年比24.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は46億円(前年比14.7%増)の増収増益となる見込みであり、業績予想を修正いたします。なお、前年度は固定資産売却益等があったため親会社株主に帰属する当期純利益は前年に対し14.7%の増加に留まる見通しとなります。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元と内部留保の充実を総合的に勘案し、収益性、成長性、企業体質の強化を考慮しつつ、安定的な配当の継続維持を基本方針としております。 2026年3月期の期末配当については、業績及び財務状態を総合的に検討した結果、2025年5月15日に公表しておりました配当予想の普通配当40円を、3円増額し43円といたします。 また、2026年8月に創立80周年を迎えるにあたり記念配当として2円を加え、配当予想を45円に修正いたします。 なお、当社は定款の定めに基づき、剰余金の配当については取締役会の決議により決定されますので、配当は2026年5月開催予定の取締役会にて決定する予定です。※上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。

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