カワタ、今期最終を89%下方修正

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決算

 カワタ <6292> [東証S] が10月31日昼(12:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比8.6%減の1億2700万円に減った。
 併せて、通期の同利益を従来予想の1億9000万円→2000万円(前期は5億7600万円)に89.5%下方修正し、減益率が67.0%減→96.5%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は1億0700万円の赤字(前年同期は4億3700万円の黒字)に転落する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は1億3300万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の3.1%→-1.1%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  世界経済は、米国の関税政策の不確実性や中国経済の減速等により景気の下振れリスクが懸念されています。そのような環境下で、中国国内における日系の電気自動車(EV向け)のLIB関連機器やスマホ・VR用レンズ関連機器の設備投資は低調で、東アジアセグメントの業績が想定を下回りました。他セグメントにおいても厳しい事業環境が続いておりますが、各事業での収益確保に向けた取組みにより、売上高、営業利益及び経常利益は概ね計画値並みを見込んでおります。 一方で、当下半期に中国経済の先行きを踏まえ、連結子会社において人員削減を含む事業体制の再構築を予定しており、これに伴う特別損失 約150百万円の計上が見込まれ、親会社に帰属する当期純利益は当初計画値を下回る見通しとなりました。 なお、配当予想につきましては、当社の経営方針・経営戦略、自己資本や資金繰りの現状等を総合的に勘案し、現時点におきましては前回予想から変更ありません。

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