OLCが急反落、上期営業利益は予想を上回るも7~9月期は減益

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 オリエンタルランド<4661.T>が急反落している。30日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算は、売上高3161億8900万円(前年同期比6.4%増)、営業利益682億4100万円(同8.0%増)、純利益483億1000万円(同6.1%増)と増収増益となり、従来予想の営業利益618億8600万円を上回って着地したが、7~9月期の営業利益は前年同期比1.3%減となっており、これが嫌気されているようだ。

 テーマパーク事業の入園者数は1225万人(同0.4%増)と前年並みとなったが、ファンタジースプリングスやスペシャルイベントの好調により商品・飲食販売収入が増加。ゲスト1人当たりの売上高が1万8196円(同5.2%増)と過去最高を更新したことが寄与した。ただ、テーマパーク事業で諸経費や人件費などが増加した。

 なお、26年3月期通期業績予想は、売上高6933億5200万円(前期比2.1%増)、営業利益1600億円(同7.0%減)、純利益1133億7500万円(同8.7%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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