アンリツがS高で4年6カ月ぶり高値、7~9月期大幅増益・受注高回復を評価
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アンリツ<6754.T>はストップ高の水準となる前営業日比400円高の2286円50銭に買われ、2021年4月以来、4年6カ月ぶりの高値圏に浮上した。30日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。売上高が516億9300万円(前年同期比3.0%減)、営業利益が50億3200万円(同40.7%増)、最終利益が38億900万円(同70.2%増)となった。9月中間期では減収となった一方で、7~9月期では売上高は前年同期とほぼ同水準。最終利益は2倍超に拡大した。受注高は前四半期の水準を上回るなど回復基調がみられ、データセンター向けの通信計測需要を支えとした業績拡大シナリオが意識される形となり、買いが集まった。 9月中間期は主力の通信計測事業で棚卸資産の圧縮やコストコントロールを継続的に取り組み大幅な増益になった。足もとではアジア他・日本や米州におけるデータセンター市場の顧客の投資は徐々に回復傾向にあるという。 出所:MINKABU PRESS
