30日の米株式市場の概況、NYダウ109ドル安 ハイテク株の一角が売られる

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 30日の米株式市場では、NYダウが前日比109.88ドル安の4万7522.12ドルと続落した。米中首脳会談を経て、両国の関係改善を期待した買いが主力株に入ったが、決算を発表したハイテク株が売られ投資家心理が下向き、NYダウは下げに転じた。ナスダック総合株価指数の下落率は1%を超えた。

 ボーイング<BA>やハネウェル・インターナショナル<HON>、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が値を下げ、カーバナ<CVNA>やチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>、FMC<FMC>が大幅安。オラクル<ORCL>やサークル・インターネット・グループ<CRCL>が下値を探り、ロブロックス<RBLX>が売りを浴びた。一方、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー<JPM>やウォルト・ディズニー<DIS>、セールスフォース<CRM>がしっかり。イーライ・リリー<LLY>やブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>が株価水準を切り上げ、サービスナウ<NOW>が堅調だった。

 ナスダック総合株価指数は377.33ポイント安の2万3581.14と6日ぶり反落した。メタ・プラットフォームズ<META>が急落。テスラ<TSLA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、エヌビディア<NVDA>が下値を探り、スプラウツファーマーズマーケット<SFM>が急落した。半面、シスコ・システムズ<CSCO>が買われ、モデルナ<MRNA>が急騰。リゲッティ・コンピューティング<RGTI>が値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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