旭精機、今期経常を一転赤字に下方修正
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旭精機工業 <6111> [名証M] が10月30日大引け後(16:20)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は900万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)に赤字幅が拡大した。 併せて、通期の同損益を従来予想の1億1000万円の黒字→3000万円の赤字(前期は3500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の最終利益は従来予想の6億6000万円→6億7000万円(前期は2億8700万円)に1.5%上方修正し、増益率が2.3倍→2.3倍に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は2100万円の赤字(前年同期は2900万円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は7100万円の赤字(前年同期は5100万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の1.5%→-3.0%に大幅悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 今後の客先需要動向を勘案した結果、主にプレス機械の売上が当初予想より下回る見込みとなりました。また、投資有価証券売却益が想定より多く発生したことにより、当期純利益につきましては前回公表より上回る見込みです。以上により通期個別業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
