タカミヤ、今期経常を一転30%増益に上方修正
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タカミヤ <2445> [東証P] が10月30日大引け後(16:00)に業績修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→24.1億円(前期は18.5億円)に46.4%上方修正し、一転して30.1%増益見通しとなった。 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1.9億円→9.5億円(前年同期は6.4億円)に5.0倍上方修正し、一転して49.2%増益見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当中間連結会計期間につきまして、売上高は当初予想を下回りましたが、各段階利益が当初予想を上回る見込みとなったため、2026年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想を修正いたします。詳細につきましては、下記の通りでございます。市場環境としては、人手不足と建設コスト高騰の影響で着工時期が不透明な状況が続いていることから、仮設機材の購入時期を先送りにして、レンタルで利用する傾向が依然として継続しております。このような背景でプラットフォーム事業において、「OPE-MANE」における新規ユーザーの獲得は予想を下回りましたが、ユーザーメリットが浸透したことに伴い、既存ユーザーが利用を拡大する動きが強まったことで、リカーリング収益は予想を上回り推移しました。レンタル事業においては、新たな事業の柱となる「OPE-MANE」の収益基盤が強固になったことを背景に、レンタルサービスにおける価格改善が図られました。着工延期等により社外出荷額及び労務売上が予想を下回りましたが、価格改定が着実に進行し、レンタル価格水準の引き上げ及び利益率向上を実現したことで総じて順調に推移いたしました。一部で大型現場における顧客の賃貸資産買取が寄与したこともあり、一時的な要因も含めて事業利益が当初予想を上回りました。販売事業においては、レンタル利用傾向が強い市場環境が影響し、販売高が予想を下回りました。販管費においては、プラットフォーム事業基盤の構築に向けてM&Aを含めた先行投資を実施した結果、減価償却費及びのれんの償却費が増加いたしました。一方、DXをはじめとした各種投資の効果が実現し始めており、プラットフォーム事業を中心に社内での業務効率化が進んだ結果、人件費をはじめとした諸経費を抑制することができ、生産性の向上が図られました。通期連結業績予想につきましては、プラットフォーム事業は引き続き堅調に推移し、販売事業においても期末に購入が進むことが予想されます。また、レンタル事業においては、社外出荷量は当初の予想を下回り推移することが見込まれますが、価格改定効果が継続することから、各事業において、下半期は当初予想通りに推移すると見込んでおります。そのため、修正後の通期業績予想は下半期予想を据置、上半期の上振れ分を反映しております。これらの結果、2025年5月13日に公表いたしました2026年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想を修正いたします。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ り、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。以上
