アズビル、上期経常を一転25%増益に上方修正・最高益、通期も増額

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決算

 アズビル <6845> [東証P] が10月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の145億円→183億円(前年同期は146億円)に26.2%上方修正し、一転して24.8%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の422億円→455億円(前期は421億円)に7.8%上方修正し、増益率が0.1%増→7.9%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2026年3月期第2四半期(中間期)連結業績につきましては、ビルディングオートメーション事業において、堅調な市況を背景に負荷平準化等の取組みにより採算性が良い既設・サービス分野が増加しました。加えて、各種収益力強化策の効果によりビルディングオートメーション、アドバンスオートメーション両事業ともに採算性が改善したことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が前回予想(2025年5月13日公表)を上回る見込みです。通期連結業績予想につきましても、インフレや人件費増加のほか、米国通商政策の影響による景気後退のリスク、設備投資回復の遅れなど、先行きに不透明感はありますが、国内外でデータセンターや大型建物向けの空調制御機器・システムに対する需要は引き続き堅調であり、ファクトリーオートメーション市場の需要も緩やかながら回復を見込むことから、当第2四半期(中間期)の業績予想の修正も踏まえ、前回予想(2025年5月13日公表)を修正いたします。 なお、前連結会計年度の業績には、出資持分譲渡(2024年10月31日)により連結除外となったアズビルテルスター有限会社の売上高及び売却益等を含んでおります(売上高:第2四半期(中間期)99億円、通期146億円、親会社株主に帰属する当期純利益:関係会社出資金売却益76億円)。※ 上記の連結業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報と合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。

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