日本MDMは後場マイナスに転じる、人工股関節新製品の販売機会損失響き26年3月期業績予想を下方修正

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 日本エム・ディ・エム<7600.T>は後場マイナスに転じている。午後0時30分ごろ、26年3月期の連結業績予想について、売上高を254億5000万円から248億円(前期比1.3%減)へ、営業利益を10億1000万円から7億円(同55.0%減)へ、最終利益を6億円から3億円(前期4億6100万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 米国で売り上げ拡大を計画していた人工股関節新製品に関して、外部に製造委託している一部コンポーネントで納期遅延が継続し、一部顧客に対する販売機会の喪失が発生していることが要因。また、自社製造能力の拡大や品質保証体制の強化に向けた先行投資としての人員配置・教育費用などにより、労務費を中心とした間接費の増加が見込まれることや、下期の想定為替レートを1ドル=148円から152円へ見直したことによる日本での輸入仕入れ原価の悪化を見込んでいることも利益を押し下げるという。

 なお、同時に発表した9月中間期決算は、売上高116億1000万円(前年同期比1.8%減)、営業利益2億800万円(同68.9%減)、最終利益6900万円(同85.9%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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