高成長企業を追う! 25年7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月29日版
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26年3月期上期(4-9月)の決算発表が本格化している。第1四半期(4-6月)は、トランプ米政権の関税政策や為替の円高が製造業の収益を圧迫し、全体の半数超が経常利益ベースで減益または赤字となった。一方、期初予想を作成した4月時点では、米国の関税影響や為替水準を保守的に見積もっていた企業が多いとみられ、上期決算を受けて各社が業績の見直しに動くかどうかにマーケットの注目が集まっている。 下表は、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、直近3ヵ月の7-9月期(第2四半期)に売上高、経常利益がともに前年同期を上回って着地した22社を選び出し、増益率の高い順に並べた。また、四半期ベースの「増収増益連続期数」、上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗割合を表す「対通期進捗率」も併せて記した。 ┌ 経常利益 ┐ ┌ 売上高 ┐ 増収増益 対通期 予想 コード 銘柄名 増益率 7-9月期 増収率 7-9月期 連続期数 進捗率 PER <9531> 東ガス 1711 29066 10.3 700179 2 57.1 9.6 <6349> 小森 922 3016 14.9 29677 1 40.9 11.9 <6701> NEC 178 83331 7.3 854121 1 - - * <3850> イントラマト 98.0 390 9.9 3119 1 69.7 25.9 <9697> カプコン 89.2 13660 33.0 35650 3 52.2 35.5 <4113> 田岡化 70.7 676 22.4 9137 4 55.1 10.0 <6946> 日本アビオ 69.3 1339 52.7 7666 3 48.8 25.7 <9991> ジェコス 64.4 2226 3.4 27739 2 55.7 9.4 <9046> 神電鉄 39.0 456 4.9 5683 2 80.3 17.6 <2393> ケアサプライ 34.6 872 7.6 8589 7 59.2 19.5 <9022> JR東海 32.9 218135 14.9 503919 10 61.6 8.3 <4229> 群栄化 25.1 783 3.9 7841 1 60.4 13.5 <5906> エムケー精工 23.9 934 3.1 8033 1 77.5 5.5 <7191> イントラスト 23.8 738 15.6 2978 28 53.8 15.5 <8628> 松井 20.1 5616 19.7 12432 2 - - <4290> PI 16.5 2671 12.4 17677 2 52.6 14.6 <7575> 日本ライフL 15.2 3401 5.0 14669 5 51.0 10.9 <6861> キーエンス 14.3 153468 5.9 284224 7 - - <1930> 北陸電工 13.6 979 10.1 14636 1 34.8 13.1 <1934> ユアテック 13.0 3670 1.2 62798 7 31.3 14.4 <6146> ディスコ 9.7 45466 8.7 104623 8 - - <8697> 日本取引所 7.1 26177 10.6 45871 2 53.1 26.7 * ※売上高、経常利益の単位は百万円。増益率、増収率は前年同期に比べた増加率、単位は%。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。今期最終赤字見通しの企業は除いた。 ※増収増益連続期数は四半期ベースの連続回数、同一会計基準内が対象。対通期進捗率は経常利益の通期計画に対する上期(4-9月)の進捗割合、単位は%。 ※決算発表の集中期間(11月14日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を、速報ベースで毎日19時ごろに配信します。 株探ニュース
