かわでん、今期経常を一転50%増益に上方修正・34期ぶり最高益、配当も100円増額

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決算

 かわでん <6648> [東証S] が10月29日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。26年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の25.9億円→40億円(前期は26.6億円)に54.4%上方修正し、一転して50.2%増益を見込み、一気に34期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の12.9億円→20億円(前年同期は7.2億円)に54.4%上方修正し、増益率が78.9%増→2.8倍に拡大する見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の95円→145円に大幅増額し、下期配当も従来計画の95円→145円に増額修正した。年間配当は290円(前期は190円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  国内の経済状況において、民間設備投資が増加傾向で推移しております。これにより特に半導体関連を含む大型工場や首都圏を中心とした市街地再開発事業などの建設需要は堅調に推移していくことが見込まれ、売上高につきましては当初予想を上回る見込みとなりました。 利益面におきましては採算性の高い大型案件の売上増加に加え、人件費や物流コスト上昇・部品仕入価格の高騰が継続する中での価格の調整が利益に寄与し、第2四半期の業績予想を上回る見込みとなりました。 第3四半期以降も、当第2四半期と同様に順調に推移していくことが見込まれることから2026年3月期通期業績の各利益について上記のとおり業績予想を修正いたします。

  当社は、将来の事業展開と経営体質の強化のための内部留保を考慮し、かつ安定的な配当を行うことを目標としたうえで、利益に応じた配当を実施していくことを基本方針としております。 2025年度を初年度とする中期経営計画において、配当性向35%以上を目指すことから、業績予想の上方修正を踏まえ、株主の皆様のご支援に報いるため、2026年3月期の第2四半期配当及び期末配当予想を上記のとおり変更することといたしました。

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