高砂熱、今期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も18円増額
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高砂熱学工業 <1969> [東証P] が10月29日朝(08:50)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の380億円→460億円(前期は349億円)に21.1%上方修正し、増益率が8.7%増→31.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の130円→148円(前期は1→2の株式分割前で167円)に増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2026年 3月期の通期業績につきまして、一部工事において工程の見直し等を行った結果、個別の売上高は、前回予想を下回る見込みとなりますが、効率的な施工体制等による工事進捗とともに収益性の改善を見込み、連結・個別の各業績予想数値は、前回発表を上回る見通しです。 通期受注高予想につきましては、製造業、ならびに非製造業での建設需要が堅調に継続しており、施工体制を勘案した受注活動等を通じ、連結・個別ともに前回発表予想を上回る見通しです。(参考)2026年3月期通期 受注高予想の修正(2025年4月1日~2026年3月31日)・連結受注高 前回発表予想(A)(2025年5月13日発表)430,000百万円 今回修正予想(B)458,000百万円 前回発表予想比増減額(B-A)(増減率) 28,0000百万円(6.5%) (参考)前期実績 2025年3月期 416,147百万円・個別受注高 前回発表予想(A)(2025年5月13日発表)330,000百万円 今回修正予想(B)350,000百万円 前回発表予想比増減額(B-A)(増減率) 20,000百万円(6.1%) (参考)前期実績 2025年3月期 307,974百万円 当社の配当方針は、配当性向40%を目途に持続的な利益成長に応じて増配を行う累進配当としております。 上記の通り、2026年3月期業績見通しが直近の配当予想公表時における予想値を上回ること等を勘案し、配当方針に基づき、期末の普通配当金を1株あたり44円から62円へと18円引き上げ、年間の普通配当金は、株式分割前換算では、1株当たり174円から210円に修正いたします。 なお、期末配当金は、2026年6月開催予定の第 146 回定時株主総会の決議を経て正式に決定する 予定です。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
