ファインシンが破竹の8連騰、トヨタ系で電動関連部品の技術力評価と収益上振れ期待◇

投稿:

材料

 ファインシンター<5994.T>が地合い悪に抗し、一時6%を超える大幅高で年初来高値更新。きょうで8連騰と破竹の勢いをみせている。トヨタ自動車<7203.T>を筆頭株主とする粉末冶金部品メーカーで現状は自動車向けが大部分を占めている。駆動系以外に電動関連部品で優位性を発揮しており、そのなかトヨタ向けハイブリッド車用インバーター部品のリアクトルコアが好調で収益に貢献。26年3月期は営業利益段階で前期比32%増の9億円を見込んでいるが、製品価格引き上げの動きなどで利益率改善が急であり、大幅増額の公算が大きい。また、高技術を売りものとする有配企業にもかかわらず、PBRが際立って低く、時価換算で依然として0.5倍未満と解散価値の半値以下の水準にあることで、純粋な水準訂正期待も買い人気を助長している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。