27日の米株式市場の概況、NYダウ337ドル高 連日で最高値を更新
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27日の米株式市場では、NYダウが前週末比337.47ドル高の4万7544.59ドルと3日続伸し、連日で最高値を更新した。ベッセント米財務長官が米メディアとのインタビューで、中国への100%の追加関税を見送る意向を表明し、米中の貿易摩擦を巡る懸念が後退。投資家心理を上向かせた。米企業の決算発表に対する期待感も全体相場の支えとなり、ナスダック総合株価指数も連日で最高値を更新した。 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー<JPM>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が堅調でマクドナルド<MCD>とベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>がしっかり。ターゲット<TGT>やダウ<DOW>、スノーフレイク<SNOW>が値を上げた。一方、ウォルマート<WMT>やナイキ<NKE>が冴えない展開。ウルヴァリン・ワールド・ワイド<WWW>やMPマテリアルズ<MP>が下値を探り、ハーレー・ダビッドソン<HOG>が株価水準を切り下げた。 ナスダック総合株価指数は432.58ポイント高の2万3637.45と3日続伸した。アルファベット<GOOG>やテスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>が買われ、アップル<AAPL>やインテル<INTC>が頑強。クアルコム<QCOM>が値を飛ばし、キューリグ・ドクターペッパー<KDP>が大幅高。ブリッジバイオ・ファーマ<BBIO>とアビディティ・バイオサイエンシズ<RNA>が急騰した。半面、サンディスク<SNDK>やウエスタン・デジタル<WDC>、ワークデイ<WDAY>が値を下げた。 出所:MINKABU PRESS
