外為サマリー:一時153円20銭台に上昇、日経平均大幅高で円は軟調

投稿:

為替

 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円12銭前後と前週末午後5時時点に比べ30銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=178円03銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。
	
 ドル円は、午前9時時点では153円00銭台で推移しており、午前10時20分過ぎに152円60銭台まで下落した。しかし、その後はドル買い・円売りが強まり午後2時10分過ぎには153円20銭台まで上昇した。ベッセント米財務長官が26日、中国によるレアアース輸出規制は1年間延期されることになるとの見通しを明らかにした。米国も100%の対中関税の発動を見送る考えを示した。米中懸念が和らぐなか、午前中には一時ドル安・円高方向に振れたが、その後はドル買い・円売りが優勢となる展開。日経平均株価が大幅高となり初の5万円に乗せるなか、低リスク通貨とされる円には売りが優勢となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1629ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。