エンプラス、今期経常を一転1%増益に上方修正、配当も10円増額

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決算

 エンプラス <6961> [東証P] が10月27日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→55億円(前期は54.4億円)に83.3%上方修正し、一転して1.0%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の14億円→30億円(前年同期は31.4億円)に2.1倍上方修正し、減益率が55.5%減→4.6%減に縮小する見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の40円→45円に増額し、下期配当も従来計画の40円→45円に増額修正した。年間配当は90円(前期は70円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2026 年3 月期第2 四半期累計期間のSemiconductor 事業は、サーバー用途において大手GPU メーカー向けAI サーバー用ソケットの販売が好調に推移したこと、自動車用途においては新規顧客獲得によりシェアが拡大したことにより、サーバー用途、自動車用途、モバイル用途の販売が好調に推移しました。これに伴い2026 年3 月期第2 四半期累計期間の連結業績予想は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が増加し、前回予想を上回る見込みです。 2026 年3 月期通期の連結業績予想については、Semiconductor 事業は、サーバー用途において大手GPUメーカー向けに加えて、ハイパースケーラー向けのASIC 関連の案件が増加する見通しのため、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。

  当社は、健全・堅実な経営により強固な財務体質を堅持するとともに、経営活動の成果を明確な形で株主の皆様に還元することを基本方針としております。 上記の基本方針と当期の業績等を総合的に勘案し、中間配当については一株当たり45 円とすることといたします。また期末配当予想についても一株当たり45 円とし、年間90 円に修正いたします。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確実な要因に係わる本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。

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