RYODEN、上期最終を一転8%増益に上方修正、通期も増額
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RYODEN <8084> [東証P] が10月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の11億円→21億円(前年同期は19.3億円)に90.9%上方修正し、一転して8.5%増益見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の48億円→50億円(前期は47億円)に4.2%上方修正し、増益率が2.1%増→6.4%増に拡大する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2026 年3月期第2四半期(中間期)連結業績につきましては、基幹中核事業である冷熱ビルシステムでの収益力の強化への取り組みが成果を上げ、X-Techも順調に黒字化を達成し、エレクトロニクスにおける車載市場での販売や台湾でのソリューションビジネスが堅調に推移しました。また、政策保有株式の売却に伴う特別利益の計上により営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益がいずれも期初の予想を上回りました。 2026 年3月期の通期連結業績予想につきましては、今後の産業機器関連市場の市況回復が不透明な状況であり、売上高は、エレクトロニクス事業を中心に計画値を下回る見込みです。一方、営業利益及び、経常利益は、上期が好調に推移したこともあり通期の予想は据え置きます。親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却に伴う特別利益の計上により期初の予想を上回る見通しです。
