反落、前日の急伸の反動で売り優勢=NY原油概況
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NY原油先物12月限(WTI)(終値) 1バレル=61.50(-0.29 -0.47%) 前日の急伸の反動で利益確定の売りが優勢だった。ただ、米国がロシアの石油大手二社に制裁を科したことで供給不足が懸念されており、反動安は限定的。ロシアはいずれ制裁を迂回するとみられているが、短期的な解決は困難とみられている。国際エネルギー機関(IEA)はコロナ禍並みの供給過剰を指摘し、石油輸出国機構(OPEC)プラスは生産枠を引き上げているが、米エネルギー情報局(EIA)が発表する週報に供給過剰の兆候が限定的であることも支援要因。 時間外取引で12月限は売り買いが交錯したなか、一時62.59ドルまで強含み。ただ、通常取引が始まると失速し、マイナス圏で引けた。 MINKABU PRESS
