日本高純度が後場急上昇、投資有価証券売却益計上で26年3月期最終利益予想を上方修正

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 日本高純度化学<4973.T>が急上昇している。午後2時ごろ、26年3月期の単独業績予想について、最終利益が従来予想の5億円から14億5000万円(前期比8.2%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。投資有価証券の一部売却により、投資有価証券売却益を計上することが要因としている。なお、売上高140億円(同11.0%増)、営業利益5億1000万円(同1.5%増)は従来見通しを据え置いている。

 同時に発表した9月中間期決算は、売上高75億3600万円(前年同期比19.0%増)、営業利益2億7100万円(同1.9%増)、最終利益6億2400万円(同24.0%減)だった。生成AI向けの旺盛な需要に牽引され、AIサーバやデータセンター向けが好調に推移。半導体パッケージ、モジュール、およびメモリー向けの販売が伸長した。また、貴金属価格の上昇も寄与した。なお、政策保有株式の売却タイミングの相違により、最終利益は減益を余儀なくされた。

出所:MINKABU PRESS

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