日本高純度、今期最終を2.9倍上方修正

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決算

 日本高純度化学 <4973> [東証P] が10月24日後場(14:00)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終利益(非連結)は前年同期比24.1%減の6.2億円に減った。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の5億円→14.5億円(前期は15.7億円)に2.9倍上方修正し、減益率が68.3%減→8.2%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終利益は前年同期比9.1%増の8.2億円に伸びる計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終利益は前年同期比11.3%減の4.8億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の3.6%→4.3%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社は、2025 年4月 28 日付で開示した「中期経営計画 FY2025-2027」において、政策保有株式に関する方針として「本中期経営計画の期間中に純資産割合 20%未満までの縮減を図る」を掲げており、2025年7月25日付および本日付の「(開示事項の経過)投資有価証券売却益(特別利益)の計上見込みに関するお知らせ」の記載内容を含む株式の売却にともない発生する投資有価証券売却益(特別利益)により、当期純利益が増加する見通しです。なお、2026年3月期の配当金予想(1株当たり:第2四半期末63円、期末63円)については変更ありません。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

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