外為サマリー:152円60銭台で推移、首相所信表明や米CPI待ち

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為替

 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円64銭前後と前日の午後5時時点に比べ15銭程度のドル高・円安となっている。

 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円57銭前後と前日に比べ60銭程度のドル高・円安で取引を終えた。原油高を受けて米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されたことから一時152円80銭まで上伸した。

 ただ、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状となり、152円60銭台を中心にもみあう展開。高市早苗首相の所信表明演説や、日本時間今晩に公表される9月分の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして模様眺めムードが広がっている。朝方に総務省が発表した9月CPIは変動の大きい生鮮食品を除く総合が前年同月と比べて2.9%上昇したが、高市政権が発足したばかりで日銀が金融政策運営について説明する時間が足りないとの見方から利上げ観測が後退しているとあって相場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1618ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=177円34銭前後と同45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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