セブン工業、上期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 セブン工業 <7896> [東証S] が10月23日大引け後(15:30)に業績修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終損益(非連結)を従来予想の3000万円の黒字→2900万円の赤字(前年同期は4200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 なお、通期の最終利益は従来予想の7000万円(前期は1億8400万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)当第2四半期(中間期)の業績予想 当第2四半期(中間期)の住宅業界においては、資材価格が高止まりする一方、市況の低迷に伴う価格競争が伸展し、予想以上に厳しい事業環境となりました。更に2025年4月の建築基準法改正により、建築確認の構造審査が省略されていた木造住宅(4号建築物)の対象範囲が縮小され、住宅の構造審査が必須となったことによる工期の遅れや猛暑による稼働率の低下、更に建築現場における工期への影響もあり、特に木構造事業におけるプレカットの低迷が業績に大きく影響を及ぼしたことに加え、事業基盤の強化に資する設備投資等を含めた先行投資に伴う固定資産廃棄損の発生等により、営業利益、経常利益、中間純利益いずれも当初予想を下回る見込みでありますので業績予想を修正するものであります。(2)通期の業績予想 通期の業績予想につきましては、依然として市況の低迷や価格競争が続くことが予想されますが、木構造事業において大型設備投資による生産体制強化や内装建材事業における収支改善施策などの効果が顕在化してくると思われ、2025年4月30日に公表しました予想から変更はありません。 今後の業績動向を踏まえ、業績予想の修正が必要となった場合には速やかに開示する予定です。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

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