株価指数先物【昼】 +1σが支持線として機能
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日経225先物は11時30分時点、前日比600円安の4万8710円(-1.21%)前後で推移。寄り付きは4万8700円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万8820円)を下回る形で、売りが先行して始まった。ソフトバンクグループ<9984>[東証P]がウリ気配で始まったことでショートを仕掛けてくる動きが強まり、現物の寄り付き直後には4万8440円まで下落幅を広げた。ただし、同水準で推移しているボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能する形になった。終盤にかけてはショートカバーを誘う形により、4万8810円まで下げ幅を縮めた。 ソフトバンクグループのほか、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]の下落がショートを誘う形になっている。ただ、東証プライムの値上がり銘柄数は6割超を占めており、+1σ割れを狙った積極的なショートは仕掛けにくいだろう。 NT倍率は先物中心限月で14.98倍に低下した。ソフトバンクグループが売られるなかで、NTロングを巻き戻す動きに向かわせている。これにより+1σ(15.01倍)を割り込んでおり、同バンドが抵抗線に変わるかが注目されそうだ。 株探ニュース
