外為サマリー:株安を受け151円60銭台に伸び悩む

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為替

 22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円63銭前後と前日の午後5時時点に比べ50銭弱のドル高・円安となっている。

 21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円93銭前後と前日に比べ1円20銭弱のドル高・円安で取引を終えた。自民党の高市早苗総裁が首相に指名されたことを受け、積極財政と金融緩和を志向するとの思惑から一時152円17銭まで上伸した。

 ただ、市場の関心が新政権の金融・経済政策の実現性に移るなか、この日の東京市場は円売り基調が一服。足もとでの円安進行に対する高市首相と片山さつき新財務相の発言が警戒されている面もあるようだ。日経平均株価が前日に5万円に迫った反動などから反落して始まるとリスク回避目的のドル売り・円買いが流入し、午前9時10分すぎには151円60銭台に伸び悩んだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1605ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=175円96銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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