SPDRなど金ETFが急落、利益確定売りで金価格は過去最大の下落幅に◇
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金ETFが急落。SPDRゴールド・シェア<1326.T>が一時、前日に比べ7%超安に売られたほか、NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信<1328.T>や純金上場信託(現物国内保管型)<1540.T>が大幅安となっている。21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、12月限が前日比250.3ドル(5.7%)安の1トロイオンス=4109.1ドルと急落した。一日の下落幅としては過去最大とみられている。年初から大幅な上昇を演じ、前日には最高値を更新していたが、利益確定やポジション調整の売りが膨らんだ。米中通商協議の進展期待やドル高が金価格には逆風になったとの見方も出ている。21日にNYダウが最高値を更新したことも、資金がリスク資産の株式に向かい、安全資産の金から離散したとみられている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS