<動意株・20日>(大引け)=JDSC、F-ブレイン、TMNなど
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JDSC<4418.T>=ストップ高。この日、ソフトバンク<9434.T>を割当先とする第三者割り当てにより160万株の新株式を11月7日を払込期日として発行し、資本・業務提携すると発表しており、これを好感した買いが入っている。両社はこれまでもAI関連ソリューションや、ソフトバンク子会社であるGen-AXのAIソリューションの開発などにおいて技術面及び人材面で連携してきたが、資本・業務提携を行うことで、AI領域における中長期的な戦略パートナーとして協働し、AGI(汎用人工知能)時代を見据えて、最先端AI技術の社会実装を加速させるのが狙い。第三者割当増資により調達する資金14億8358万円は、人材投資及び経営基盤の強化にあてる方針だ。 フーバーブレイン<3927.T>=急反発。20日寄り前に、同社が展開するPCログ管理ツール「Eye“247”Work Smart Cloud(アイ247ワークスマートクラウド)」が、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>子会社のプラリタウンが運営する法人向けDX・デジタル化プラットフォーム「PlariTown(プラリタウン)」での提供が始まったと発表しており、サービスの普及を好感した買いを引き寄せている。F-ブレインが提供するアイ247ワークスマートクラウドは社員のPC操作ログを1分単位で自動収集。業務の可視化や労務管理、情報漏洩対策、IT資産管理をワンストップで実現するという。 トランザクション・メディア・ネットワークス<5258.T>=強含む。前週末17日の取引終了後、札幌圏の地域マネー「SAPICA(サピカ)」の決済サービスをローソン(東京都品川区)に導入したと発表しており、材料視した買いが入っている。同サービスの導入により、北海道のローソン全728店舗(8月末時点)でサピカによる支払い及びチャージが可能となる。 ユニバンス<7254.T>=物色人気でストップ高。前週末17日の取引終了後、26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、売上高が従来予想の242億5000万円から280億円(前年同期比1.0%減)、営業利益が8億円から21億円(同5.1%減)、最終利益が5億3000万円から11億円(同42.0%減)に上振れて着地したようだと発表しており、材料視されたようだ。主にアジア拠点でのユニット及び日本拠点での部品の販売が計画を上回り、為替も想定より円安で推移した。一方、子会社の遠州クロムの工場敷地内における土壌及び地下水汚染への対応に関する環境対策引当金などの特別損失を5億8000万円計上する。 MTG<7806.T>=5日ぶり急反発。前週末17日、美容ブランド「ReFa(リファ)」に新たなブランドライン「ReFa MONTECATINI(リファモンテカティーニ)」を加えたと発表しており、ラインアップの拡充が将来的な業績向上につながることを期待する買いを引き寄せている。新次元の美しさを提供する同ブランド第1弾となる新商品8アイテムは、ReFaブランドの旗艦店「ReFa GINZA」のオープンにあわせ、11月15日から展示し予約を受け付ける。12月10日から販売する。 フィードフォースグループ<7068.T>=急伸。同社は前週末17日の取引終了後、26年5月期の連結業績予想の上方修正を発表。これを好感した買いが優勢となっている。今期の売上高予想は従来の見通しから1億5800万円増額して50億8100万円(前期比16.2%増)、最終利益予想は2億5200万円増額して14億5200万円(同44.9%増)に引き上げた。プロフェッショナルサービス事業の売り上げが想定を上回って推移したという。繰延税金資産の計上による影響も反映した。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS