桜島埠、上期経常を94%上方修正、通期も増額、配当も5円増額

投稿:

決算

 櫻島埠頭 <9353> [東証S] が10月20日後場(15:00)に業績・配当修正を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→2.9億円(前年同期は1.4億円)に94.0%上方修正し、増益率が1.4%増→96.6%増に拡大する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の3.3億円→3.8億円(前期は2.9億円)に15.2%上方修正し、増益率が10.4%増→27.1%増に拡大する見通しとなった。

 同時に、期末一括配当を従来計画の40円→45円(前期は40円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、液体貨物セグメントにおいてタンクの稼働率が堅調に推移したことや物流倉庫セグメントの各倉庫が安定して稼働したことに加え、ばら貨物セグメントにおいて、一部の貨物の入着が上半期に集中したことなどにより、期初予想を上回る見込みとなりました。売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益につきましても、それぞれ期初予想を上回る見込みとなりました。 通期の連結業績予想につきましては、ばら貨物セグメントにおいて、下半期は荷動きの落ち着きが予想されるものの、年間の取扱数量が期初の予定を上回る見通しとなったことなどから、通期の売上高につきましても、期初予想を上回る見込みです。費用面につきましは、お客様へ安定した物流サービスをご提供できるよう、下半期においても設備のメンテナンスを積極的に行うことに加え、基幹システムの更新に係る費用や人件費などのコストが増加する見込みです。損益面においては、費用が増加するものの、主に上半期での売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のそれぞれ期初予想を上回る見込みです。

  当社は、当社グループの収益力の向上に努め、企業価値の向上と株主の皆様に対する適切な利益還元を重要な経営課題と認識し、連結業績、今後の資金需要、健全な財務基盤の維持などを総合的に勘案しながら、継続的かつ安定的な利益還元を行っていくことを基本方針としております。 2026年3月期の配当予想につきましては、2026年3月期の通期業績予想を上方修正したことなどを勘案した結果、前回予想の1株当たり40円の予想から5円増配の45円に修正いたします。(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。