扶桑電通、前期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も46円増額
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扶桑電通 <7505> [東証S] が10月17日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の28.2億円→36.6億円(前の期は20.5億円)に29.9%上方修正し、増益率が37.0%増→77.9%増に拡大し、従来の34期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の6.4億円→14.8億円(前年同期は1.7億円)に2.3倍増額し、増益率が3.7倍→8.7倍に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の128円→174円(前の期は88円)に大幅増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高につきまして、オフィス部門の売上高が前回予想を大きく上回る見込みとなりました。また、売上高の増加に加え粗利益率も改善することから、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。 当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題と位置付け、経営体質の強化ならびに積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、業績に応じた利益配分と安定的、継続的な株主還元を実施することを基本方針といたします。株主の皆様への利益還元といたしましては、年間の配当金額を配当性向 40%を目安に、株主資本配当率(DOE)2.0%を下限に設定し安定的な株主還元を目指します。なお、中間配当につきましては、1株当たり 15円といたします。 2025年9月期の期末配当につきましては、上記の基本方針ならびにこの度の業績予想の修正を踏まえ、1株当たり159円00銭の予想に修正いたします。 (注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。