アドテストは強弱観対立もやや売り優勢、米半導体株高も円高などが逆風材料に
投稿:
アドバンテスト<6857.T>は強弱観対立、前日終値近辺で売り物をこなす展開だが寄り付きはやや売りに押される状況となっている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調だったが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら続伸、アドテストが主要顧客としているエヌビディア<NVDA>も高く引けた。アナリストの目標株価引き上げを受けマイクロン・テクノロジー<MU>が大幅高に買われるなど、半導体セクターへの物色意欲は根強い。ただ、足もと外国為替市場でドル安・円高方向に振れており、これが向かい風となっておりポジション調整の売り圧力がアドテストなど半導体主力株の上値を押さえる形となっている。 出所:MINKABU PRESS