ステムリムの栄養障害型表皮水疱症の根治治療を目的とした幹細胞遺伝子治療技術が国内特許登録
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ステムリム<4599.T>がこの日の取引終了後、大阪大学と出願した栄養障害型表皮水疱症の根治治療を目的とした幹細胞遺伝子治療技術(開発コードSR-GT1)が日本国内で特許登録されることになったと発表した。 栄養障害型表皮水疱症は、日常生活の軽微な外力で皮膚に熱傷様の水疱やびらん、潰瘍を形成する遺伝性疾患で現在、根治的治療法はない。この根治的な治療法として同社が開発を進める「SR-GT1」は現在、日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと臨床応用を見据えた治験薬製造を進めており、医師主導による治験への迅速な移行に向けた準備が進行中という。なお、同件による26年7月期業績への影響はないとしている。 出所:MINKABU PRESS