PCNETがマド開け急伸、26年5月期業績予想の上方修正を評価
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パシフィックネット<3021.T>がマドを開けて急伸した。同社は15日の取引終了後、26年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。業況を評価した買いが優勢となったようだ。今期の売上高予想は従来の見通しから7億円増額して97億円(前期比19.8%増)、最終利益予想は5400万円増額して6億900万円(同15.0%増)に引き上げた。 OS更新需要が本格化し、セキュリティー意識が高まるなか、使用済みIT機器のデータ消去などを手掛けるITAD(IT資産の適正処理)事業で商談件数が増加。入荷量の増加を見込む。法人・官公庁向けにPCの調達需要に応じるITサブスクリプション事業では安定収益を確保するなか、受注は順調に推移すると予想。イヤホンガイド関連のコミュニケーション・デバイス事業では出荷台数が過去最高を予定しており、引き続き業績が拡大すると想定する。6~8月期の売上高は前年同期比31.5%増の23億8200万円、最終利益は同2.4倍の2億500万円だった。 出所:MINKABU PRESS