株価指数先物【昼】 半導体株の切り返しがショートカバーを誘う
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日経225先物は11時30分時点、前日比700円高の4万7490円(+1.49%)前後で推移。寄り付きは4万7080円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万6990円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き時につけた4万6950円を安値にロング優勢の動きが強まり、ボリンジャーバンドの+1σ(4万7110円)水準での底堅さがみられるなかで、終盤にかけて4万7520円まで上げ幅を広げた。 米国市場でエヌビディアなど半導体株の一角が売られた流れから弱含みで始まったアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、レーザーテック<6920>[東証P]などが売り一巡後に切り返しており、先物市場でのショートカバーに向かわせた面もあろう。前日までの下げで高市トレードの巻き戻しを狙ったショートも積み上がったとみられ、午後に予定されている野党3党の党首会談を前に、ポジションをニュートラルにするカバーが意識されやすい。 NT倍率は先物中心限月で14.95倍に上昇した。14.87倍に低下して始まり、14.84倍まで下げる場面もあった。ただ、その後は指数インパクトの大きい値がさハイテク株が切り返すなかで、NTロングに振れているようだ。 株探ニュース