光フードSが大幅反発、25年11月末株主から株主優待制度を導入
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光フードサービス<138A.T>が大幅高で5日ぶりに反発し年初来高値を更新している。14日の取引終了後に、25年11月末日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感されている。毎年5月末日及び11月末日時点で100株以上を保有する株主を対象に、同社の居酒屋事業で利用できる食事券を保有株数に応じて5000~2万5000円相当(年1万~5万円相当)贈呈する。 同時に発表した第3四半期累計(24年12月~25年8月)単独決算は、売上高21億3900万円(前年同期比11.5%増)、営業利益1億7500万円(同0.7%減)、純利益1億1700万円(同31.3%増)だった。既存店売上高が同0.9%増と成長したことに加えて、新規出店拡大が貢献し売上高は第3四半期として過去最高を更新した。新規出店及びリニューアルに伴う費用の増加で販管費率が0.9ポイント増加し営業利益は減益となったが、前年同期に計上していた上場関連費用や減損損失がなくなったことから、最終利益は増益となった。 なお、25年11月期通期業績予想は、売上高29億700万円(前期比13.3%増)、営業利益2億3600万円(同9.0%増)、純利益1億600万円(同5.9%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS