ククレブの26年8月期、連続最高益更新へ CREソリューション需要追い風

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 ククレブ・アドバイザーズ<276A.T>は14日の取引終了後、25年8月期の連結決算の発表にあわせて、26年8月期の連結業績予想を発表した。売上高予想を47億円(前期比83.9%増)、営業利益予想を11億円(同79.4%増)、最終利益予想を7億円(同57.1%増)としており、前期に達成した過去最高業績の更新を目指す。企業によるCRE(商業用不動産)戦略実行への意欲が旺盛ななか、順調にパイプラインが積み上がっており、収益拡大に寄与する。第3四半期(26年3~5月)には大型案件があることも踏まえて計画した。期末一括配当予想は5円増配の27円を見込む。

 25年8月期は売上高が25億5500万円(前の期比2.0倍)、営業利益が6億1200万円(同45.6%増)だった。CREソリューションビジネスの売り上げが大きく伸びた。

 ククレブは同時に28年8月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。28年8月期に、売上高は120億円、営業利益は32億円、最終利益は20億8000万円とする目標を掲げた。CREソリューションビジネスでは戦略的アライアンスやM&Aなどを通じ、事業成長を推進。EPS(1株利益)と配当額の増加につなげる。そのほか、M&Aコンサルティングのファイブ・アンド・ミライアソシエイツ(東京都千代田区)との業務提携や、危険物倉庫の開発プロジェクトへの参画とマスターリース事業の開始についても開示した。

出所:MINKABU PRESS

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