ALiNK、今期経常を一転赤字に下方修正

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決算

 ALiNKインターネット <7077> [東証G] が10月14日大引け後(15:30)に決算を発表。26年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は2800万円の赤字(前年同期は5600万円の黒字)に転落し、従来の3000万円の黒字予想から一転赤字で着地。
 併せて、通期の同損益を従来予想の4100万円の黒字→1億0300万円の赤字(前期は6200万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益は7500万円の赤字(前年同期は600万円の黒字)に転落する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常損益は2200万円の赤字(前年同期は5500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の18.9%→-15.6%に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  第2四半期個別業績予想と実績値との差異については、tenki.jp事業において、降水量の減少(主要5大都市の降水量は前年同期比67.8%)に加え、主要検索エンジンでの検索ランキング低下により、PVは28億(前年同期比80.7%)となったことを主要因として、売上高が当初の業績予想を下回る結果となりました。 さらにIPプロデュース事業におけるソフトウェアの開発費について、当初業績予想においてはソフトウェアとして計上するものとして計画しておりましたが、当該開発費についてはソフトウェアではなく研究開発費として費用処理することが適切であったため、当初業績予想より販売費及び一般管理費が増加することとなったことによるものであります。 通期個別業績予想の修正については、第3四半期以降も引き続きtenki.jp事業が当初予想を下回る見込みとなっています。主因はSEOおよびAI(GEO)検索対策の効果が、検索エンジン側の反映タイミングに左右される点にあります。そのため、下期も上期と同様の減収傾向が続くと想定しております。また、第2四半期と同様、当初業績予想においてはソフトウェアでの計上を計画していたソフトウェア開発費を費用計上する予定であります。 tenki.jp事業については現状当初予想を下回る見込みとなっておりますが、SEOおよびAI(GEO)対策の実施、メンバーシップの開拓、登山天気のバイラルマーケティングの拡充という方策を講じていく予定です。(注)上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想とは異なる可能性があります。

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