良品計画が大幅高で4連騰、26年8月期は連続最高益更新・実質増配計画で評価
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良品計画<7453.T>が大幅高で4連騰。同社は前週末10日の取引終了後に25年8月期の連結決算を発表。あわせて26年8月期の業績予想を開示した。計画上振れとなった前期の実績に対し、今期の売上高は9.6%増の8600億円、最終利益は4.2%増の530億円を計画する。過去最高益の連続更新と実質増配の計画を示し、評価されたようだ。 今期は国内で郊外を中心に48店舗出店し、期末に723店舗とする予定。海外では84店舗を出店し、期末に785店舗とする。あわせて同社は3カ年の中期経営計画を更新し、28年8月期に売上高1兆800億円、営業利益1080億円(26年8月期予想は790億円)とする目標を掲げた。 25年8月期の売上高は前の期比18.6%増の7846億2900万円、最終利益は同22.3%増の508億4600万円だった。また、同社は前期の期末配当予想を従来の見通しから6円増額して28円(年間配当は50円)とした。9月1日付で実施した1対2の株式分割を考慮したベースで前期の年間配当は25円となる。今期は株式分割後のベースで中間・期末それぞれで14円、年間28円の配当を実施する予定。実質増配を計画している。 出所:MINKABU PRESS