米外為市場サマリー:米中摩擦の懸念後退で一時152円40銭台に上伸

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為替

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円28銭前後と前週末と比べて1円10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=176円18銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安だった。

 中国商務省が9日に一部のレアアース(希土類)や関連技術などの輸出規制を発表したことに対し、トランプ米大統領が10日に中国からの輸入品にかける関税を11月1日から100%上乗せすると表明したことで、同日にはドル円相場が151円10銭台まで下押す場面があった。ただ、トランプ氏が12日に自身のSNSに「中国については心配いらない。すべてうまくいく」と投稿したことで、13日には米中の貿易摩擦が激化することへの懸念がひとまず一服。NYダウをはじめ米主要株価指数が堅調に推移するなか、投資家心理の改善を背景にドル円相場は一時152円45銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1570ドル前後と前週末に比べて0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS

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