10万円以下で買える、今期最高益&低PER 25社【プライム】編 <割安株特集>

投稿:

コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証プライム上場企業では257銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。

 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが15倍未満――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは10日現在)

 なお、12日(日)19時30分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

           最低投資  ┌ 経常利益 ┐  予想
コード 銘柄名      金額  増益率   今期   PER
<2181> パーソルHD   26580   13.7  65000  14.5
<7868> 広済堂HD    42000   0.2   8050  11.0
<8095> アステナHD   49000   3.4   2900  11.0
<3679> じげん      52700   3.9   5880  13.1
<3902> MDV      55000   黒転   2500  12.6

<2533> オエノンHD   55200   6.1   3850  10.7
<6535> アイモバイル   60900   9.6   4460  10.9
<9332> NISSO    65000   12.3   4000   8.8
<3675> クロスマーケ   65200   12.5   2700   8.2
<8600> トモニHD    65600   6.3  24850   7.7

<3834> 朝日ネット    69600   0.3   2370  10.9
<6306> 日工       75900   0.9   3100  13.9
<8007> 高島       78800   28.5   2600  14.2
<9273> コーア商HD   79500   1.0   5430   9.2
<7347> マーキュリア   82500   168   3100   8.0

<7888> 三光合成     83800   5.9   5500   6.4
<7180> 九州FG     85060   11.7  48000  11.0
<4345> CTS      86200   10.7   3500  14.8
<6088> シグマクシス   87100   20.1   7060  14.9
<1429> 日本アクア    88300   17.6   3062  13.6

<8368> 百五銀      89600   2.7  26400  11.8
<3924> ランドコンピ   91100   28.5   1880  13.1
<3231> 野村不HD    91310   1.2  108000  10.5
<7167> めぶきFG    91890   20.8  100000  12.4
<3167> TOKAI    99900   0.7  17500  13.0

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
※今期配当が無配の企業は除いた。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。