外為サマリー:自公党首会談を前に153円00銭近辺で推移

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為替

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円96銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円07銭前後と前日に比べ40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利の上昇がドルの支援材料となり、一時153円23銭と2月中旬以来のドル高・円安水準をつけた。

 この流れを引き継ぐかたちで、この日の東京市場では朝方に153円27銭まで上伸する場面があった。ただ、自民党の高市早苗総裁が9日夜のテレビ番組で「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」と述べたことで、一段とは円を売りにくい様子。きょう予定されている高市氏と公明党の斉藤鉄夫代表との党首会談を見極めたいとするムードもあるなか、朝方の円売りが一巡したあとは153円00銭近辺で推移している。一方、フランス政局の先行きが不透明なことなどからユーロが安い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1567ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=176円94銭前後と同80銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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